ひだまり 〜10歳差兄妹と私の日々〜

10歳離れた、長男(中学受験)と医療の力を借りて出産した長女(乳アレルギー)との関わりを記します。

卵巣オペ後の入院中のこと

今日は風が強いですね。
洗濯物があっという間に乾いて助かりました。

今日は、卵巣嚢腫茎捻転の手術後のことです。

当然ですが、麻酔が切れると激しく痛みが現れます。
身体は寝返りを求めてますが、痛くて痛くてベッド柵に必死につかまり、腕の力で体を数センチ浮かせることがやっと。
看護師さんに確認して、痛み止めをもらいますが、あまりの痛さで時間ぴったりにナースコールしてました(~_~;)

6時間あければ次の痛み止めをもらえる場合、6時間後ぴったりにコール、という具合に。

そして、
手術の翌日から歩行訓練が始まりましたが、起き上がるのも一苦労。
痛みに耐えながらどうにかこうにか起き上がる事に成功。

座る姿勢になったのは何時間ぶり?
30時間ぶりくらいかな?

そして、ベッド脇に足を下ろした瞬間。

クラァ〜〜

オエ〜〜

ひどいめまいと吐き気に襲われました。

すぐに看護師さんに横にしてもらい、血圧測定。
急激に血圧が下がったらしい。

歩くどころか端座位すら取れず終了。
また時間を置いてやってみましょう。
と言われました。

そして、2度目のチャレンジ。
今回は15分くらい前からベッドをギャッチアップしてベッド上で座位になっておいてから挑戦。

痛みは同様だけれど、順調に足を下ろせました。

なんか行けそうな気がする!

そう思い、おそるおそる立ち上がり。

立てた!

看護師さんの不安をよそに、2歩3歩と歩くと、

クラァ〜〜

オエ〜〜

やっぱりだめでした。
また看護師さんにベッドに横にならせてもらい、この日の歩行訓練は終了となってしまいました。

翌朝、起床時刻頃、気づいたことがあります。
それは
左足に全く感覚がないこと。
全然動かないし変な感じ。

朝の巡回に来た看護師さんに報告。

一度戻って、日勤帯の看護師さんとまた来てくれました。

どうやら原因は背中に挿さってる硬膜外麻酔の影響とのこと。

多分、それを抜けば足のしびれも良くなるし、昨日のようなめまいや吐き気もなくなって今日は歩けるだろうって。

そして
ドクターもやって来て相談の上、抜いてもらいました。

午後になっても多少足のしびれは残ってましたが、無事めまいや吐き気なく歩くことができました。
点滴のスタンドで体重支えてなきゃとても足を前に出せないし、めちゃめちゃ遅いけど。

その日はお隣のベッドのおばさまがオペ後の初歩行でしたが、私とは違ってすぐに立ち上がり、スピードもスタスタしてました。

さらに翌日は、斜め前のベッドにいる若い女性がオペ後の初歩行でしたが、やっぱりスタスタしてました。

なんか私だけグズグズ言ったみたいで惨めな思いをしてしまいました(~_~;)
別に甘えてたわけじゃないんですけど。

話は全然違うんですけど、
後で聞いたところ、旦那はもしもの時には胎児より母体の命を優先させます、という内容の書類にサインしてたらしいです。

なんか泣けちゃいます。

*卵巣のう腫に関する一連の記事はこちらです。
kynn731.hatenablog.com
kynn731.hatenablog.com




2016年4月~17年3月生ランキングへ