わが家の息子タンタンは無事、中学受験を終え、春休みを満喫中。
とは言え、中学からの課題をテキトーにこなしているので、父から檄を飛ばされていますが…。
さて今回は、中学受験塾の日能研に通っていた頃の自習室の話題に触れたいと思います。
塾選びの際に、「自習室のある塾を」とお考えになりますよね。
実際に利用する際の注意点も伝えていますので、ぜひ参考にしてみてください。
*そのほかの振り返り記事はこちらにまとめてあります。
日能研とユリウスの自習室
息子は日能研と、6年生の夏頃からはユリウスも利用していました。
初めの頃は日能研の自習室を利用。
その頃はまだ受験も遠く、ただ宿題をやった程度です。
自宅には10歳離れた妹がいたので、家よりは塾の方がいいかな、とか、ただ時間つぶしに使っていた、そんな感じです。
6年生になると本格的に学んでもらいたくて、メモリーチェック(メモチェ)を進めたり、計算漢字、間違えた問題の解き直しなどを課題として与えました。
みんな間隔を開けて座り、黙々と学習しているとのことです。
騒がしい自宅よりは集中できそうですね。
しかし、夏にユリウスを単発で利用し始めると、タンタンはユリウスの自習室だけを使うようになりました。
それはなぜか?
初めは「ユリウスならだいたい室長の手が空いていて、質問したい時にできるから。」
などと言っていましたが、ろくに質問せずにいたので、問い詰めると…。
「だって日能研の自習室は時間が決まっていて、自由に休憩できない。ユリウスなら好きな時間にお弁当食べたりできるし。」
とポツリと白状しました。
私としても、「え、そうなの?」とちょっと驚きました。
思ったよりも、幼い理由でユリウスが選ばれていましたね。
*6年生の頃に自習室について書いた記事はこちらです。
利用したのか?
実際、自習室はそこそこ利用しました。
私の都合で、塾の開始時刻よりも早めに自宅を出てもらわないと送って行けない日ですとか、少し遅く帰って来てもらわないと迎えに行けない日がありまして。
特に夏期講習など期間講習中は多用しました。
5年生の冬期講習中は、塾に近い(歩いて5分くらい)祖父の家から通うことも多かったのですが、授業開始の1時間半も前に、自ら塾の用意を始め、どんどん自習室へ行ってしまうこともありました。
息子は5年生の冬期講習明けからグングン成績が伸びたので、今思えば、その頃、本人の中で何かが変わったのだと思います。
6年の夏からはユリウスでもお世話になりましたので、わが家の息子は両方の自習室を活用したわけです。
*5年生冬以降に成績アップした記事はこちらです。
使って良かった?後悔している?
自習室の活用については、本気で後悔しています。
習い事を辞めなかったことなんか、これっぽっちも後悔していないのに。
理由はたったひとつです。
自由であるがゆえに、勉強もそぞろ。
メモチェはやったりやらなかったり。
間違いの解き直しなんて、ほとんどやってきたことはありませんでした。
つまり、自習室でボンヤリしていただけ!
自習っていうのは、指示がない分、自ら学ばなければならないのに。
6年後期に伸び悩んだのは、私が下の子のお世話を理由に、熱心に自習室に通わせてしまったせいかもしれません。
自習室なんか行かせなければよかった!
ちゃんと自主的に学んで来れる人は大丈夫です。
でもタンタンみたいに「すきあらばサボろう。」「監視の目がない?ラッキー!」みたいな子は絶対に向きません!
家でゴロゴロしているよりはマシ。
その程度です。
中学受験振り返り 自習室の活用について:まとめ
いかがでしょうか。
この記事は、タンタンみたいなお子様を持つ保護者の方々へ注意喚起でした!
自習室って、自宅のようにテレビもゲームも漫画もお菓子もないから、集中して取り組むには、本当に良い環境だと思います。
スマホはいじれてしまうかもしれませんが。
でも、ぼんやりとしようと思えば、いくらでもぼんやりできるという欠点があります!
親も塾の先生も干渉しないから、勉強しようがしまいが、関係ありません。
自分を律することができ、主体的に学べる人はぜひ、使ってください。
頑張れ中学受験生!
そして、監視の目が必要な子には、自習室は無駄になってしまうので、監視をしましょう!
「算数の計算ミスがなくならない」 「国語の記述のしかたがわからない」 「全部落ちたらどうしよう」 「国語の長文問題で時間が足りない」 「テストの時間配分がうまくいかない」
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受験まで繰り返し、何度も何度も、読み返せるように作られているので持っていて損はありません。
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