ひだまり 〜10歳差兄妹と私の日々〜

10歳離れた、長男(中学受験)と医療の力を借りて出産した長女(乳アレルギー)との関わりを記します。

中学受験振り返り 国語:漢字の学習

息子タンタンは中学受験塾の日能研に通い、私立中学へ無事進学しました。

受験を終えてみて振り返り記事を作成していますが、今回は国語の漢字についてです。

漢字は苦手、覚えられない、どんな問題集を使えばいいの?など不安や疑問に思うことがありますよね。

息子が「漢字は得意」と言い張れるようになった方法を伝えていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

そのほかの振り返り記事については、こちらにまとめてあります。

kynn731.hatenablog.com

 

国語は大の苦手だった

 

息子タンタンは、塾に通い始めた頃、国語が圧倒的に苦手でした。
日能研偏差値で言うと、38~45くらい。

偏差値45なんていい方でしたね。

読解がまったくだめで、特に抜き出しが苦手。

その対策にあの手この手だったわけですが、やればすぐに身について、しかも一度覚えれば使い回せる漢字は、本人にわかりやすく成績に現れるので、力を入れて取り組んだものです。

その秘密は、以下で紹介しています。

kynn731.hatenablog.com

 

漢字の学習方法

 

では、漢字の勉強はどのように実施したのでしょうか。

日能研では「計算と漢字」というサブテキストがあり、その教材を最大限に使いました。

漢字は1週間でおよそ20問覚える構成になっています。

そのやり方は、以下をご覧ください。

 

4年生・5年生の頃の勉強法

 

息子の通った日能研では、毎週漢字テストがありました。

ちょうど「計算と漢字」にリンクして日程が組まれています。

4年5年の頃は新出漢字が多かったので、最初の2〜3日間は「計算と漢字」のその週の範囲の漢字をただただ書いて練習。

「読み」は、やりません。

学習しているうちに、勝手に読めるようになりますからね。

次の2〜3日は上半分を隠して、書かせてみて覚えているか確認。

書けなければ、また練習します。

そして最後は自宅でテストしてみます。

その際、初日で「書ける!練習の必要なし!」と判断した漢字については、自宅テストの日までやりません。

自宅テストは私が用意し、20問すべて取り組ませました。

私が作れば無料です!

そして、塾の漢字テストに臨む、というルーティーンですね。

さらに、肝心なことはまだあります。

それは、自宅テスト・塾の漢字テストで間違えた問題。

1週間練習したにもかかわらず間違えた漢字は、息子にとって覚えづらい、または間違えやすい漢字ということですよね。

ですから、私がチェックして毎日の漢字練習プリントへ持ち越ししていました。

毎日の漢字練習プリントとは、私の手作りプリントのこと。

その内容は、カリキュラムテスト(カリテ・育成テスト)や、公開模試で間違えたもの、学校のテストで間違えたもの、自宅で読解訓練をしていて必要だと思った漢字、それと、計算と漢字で間違えたもの、です。

これらを繰り返し学習できるように、テスト形式で毎日15問程度、解かせました。

これは一度マルになったからって終わりにしません。

丸になった後、だいたい10日後くらいに再出題するのです。

ここで丸になって、初めてその漢字から卒業できます。

私のプリントでよく出るということは、苦手な漢字なので、その後何度でも出てきます。

日能研には、「語句のたしなみ」という慣用句などに触れる教材もありますが、これもフル活用しましたよ。

kynn731.hatenablog.com

 

6年生の勉強法

 

続いて、6年生での漢字の勉強法を紹介します。

6年生になると「計算と漢字」で新出漢字はないので、いきなり上半分を隠して解かせます。

できなかったもののみ、数日間練習をし、自宅テスト。

あとは4年5年の時と同じです。

夏期講習や冬期講習の漢字も、同じように進めて行きました。

いつまで続けたのかというと、受験日まで、です。

そのおかげで、塾のクラス内では卒業まで漢字テスト1位をキープ。

過去問をやり始めた頃も、中学漢字を含む字以外は概ねマルになり、「漢字は得意!」と言い切れるくらいになっていました。

難関校や上位校では中学漢字が出題される学校もあります。

息子は中堅校を目指していたので、それについては捨てる方向で指導しました。

その頃には国語は苦手科目ではありませんでしたが、四字熟語を含めて「得意」と言えるものがあるのは本当に楽です。

精神的にもね。

 

中学に入学してからも?

 

さらに中学生になってからも、漢字練習は継続しました。

息子の私立中学では、中学1年の6月現在、早くも中学1年相当の漢字が終わる勢いですが、学校のサブテキストを使用して毎週の小テストに向けて頑張っています!

画数の多い字や意味もわからない字、熟語が次々に出てきてそれはもう大変です。

塾の頃とは1週間で覚えなきゃいけない字が多くて、本当に大変。

息子は私が関わらないと、眺めて終わりにしてしまう怠け者で、すっごく大変。

しかしながら体裁さえ整えてあげれば、漢字学習は習慣になっているので、継続できるのでしょうね。

特に文句も言わず、量は多いものの、取り組んでいます。

中1の頃、夏休み明けの漢字テストに向けて勉強しましたよ。

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中学受験振り返り 漢字の学習:まとめ

 

漢字は勉強すれば絶対に身につくものである!

断言します。

できないのは、やらないからです。

やり方は色々とあると思います。

入試に出る順などを、一覧にしても良いでしょう。 

スマホのアプリで一問一答形式で学んだり、単語帳を作る方法もありますよね。

いづれにしても、繰り返す必要はあると思います。

その子に合った方法を見つけて、漢字で落とさないように、ぜひ4年生から頑張りましょう!

 


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