ひだまり 〜10歳差兄妹と私の日々〜

10歳離れた、長男(中学受験)と医療の力を借りて出産した長女(乳アレルギー)との関わりを記します。

中学受験 国語対策その1:公文式の活用

わが家の長男タンタンは中学受験を目指しています。

中学受験塾、日能研の4年生です。

中学受験を志すと、それぞれ悩みが出てくると思いますが、今回は国語に焦点を当てています。

わが家で試したもののひとつに、公文式があります。

結果や感想を伝えていますので、国語の成績に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

どれくらい国語が苦手なのか

 

息子タンタンは、かねてより国語が苦手です。

どれくらい苦手かと言うと、そもそも字も書くことが嫌い。

漢字は覚えられますが、丁寧に書けません。

字が汚い、ということでバツをくらってしまいます。

読書は好きですね。

でも、主人公やサブキャラの心情に寄り添うことや、感じ取ることはできません。

要するに、めんどくさいことが嫌い。

さらに、裏にある気持ちを読み取ることができない、幼い男子ということです。

 

公文式の学習法

 

あまりにも国語に対する認識が弱いので、公文式を活用してみることにしました。

公文と言えば、簡単なプリントを繰り返しやり込む、というものですよね。

私はタンタンに、基礎の基礎からやらせてみようと思い、3年生の夏に公文へ入会させました。

もちろん、本人も了解済みです。

うわさどおり、公文は簡単と感じるレベルから始めるので、本当に初めは簡単です。

級?もすぐに上がりました。

しかし、

思ったより早くつまづきました。

それは学年相応レベルです。

・抜き出しができない。

・文末を正しく書き換えられない。

けっこう、致命的です。

公文は文章だって短いのに。

これは思ったよりも、重症です。

とりあえずは短い文章である、公文で国語力アップを図ることにしました。

しかし、そこはプリント学習。

あまり効果的ではありませんでした。

同じプリントを何度も繰り返す内に覚えてしまい、それはただの暗記状態。

もちろん、自学自習タイプなので、抜き出しのコツや、文章の整え方などは教えてくれません。

さらに悪いと感じるのは、

「何を見ていましたか。」などの設問には「〇〇を見ていました。」
と、きっちり答えないと正解にならないことです。

私は「○○を見ていた。」でも正解でいいと思います。

おそらく、設問が丁寧語なので、答えも丁寧語で、ということなのでしょう。

中学受験で通用する国語力を付けたいと思っていた私には、腑に落ちませんでした。

 

公文式が合うか合わないか

 

端的に言えば、わが家の息子、タンタンには公文式は向いていない、と結論づけました。

合う子には合うし、国語力アップにもつながるのでしょうが。

私の求めているやり方には合わず、わが家は4年生の1月で退会しました。

公文には1年間くらいはお世話になりましたね。

2月から、つまり中学受験塾、日能研の新5年のカリキュラムからは別の国語対策を始めることになります。

 

*ほかの国語対策について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

中学受験 国語対策その2【読解力向上大作戦】

中学受験 国語対策その3【一般常識を身につけよう】

中学受験:国語対策その4【過去のテストを活用】

 

国語対策その1 公文式の活用:まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

公文を利用しても、わが家には合いませんでしたが、もともと、国語は苦手だとわかっていたので、たとえば、1年生の頃から始めていれば、何かが変わったのかもしれませんね。

今となっては遅いので、合わないことには見切りをつけて、別の方法を探ることも大切だと思います。

力をつけて、時期を見計らうっていうことはできませんからね。

6年生の1月には、中学受験の本番が来てしまいます。

焦りもあると思いますが、ぜひ、色々な方法を試して、合うやり方を見つけてみてくださいね。