日能研で中学受験を目指す、わが家の息子タンタン。
国語が特に足を引っ張っています。
説明文や論説文の方がまだ、まし。
ほんとうにわずかに、まし。
これまで、いくつか国語対策をしてきました。
今回は、その第3弾です。
どんなことをやり、効果はどうなのか、これから中学受験を控えている方で、国語の偏差値にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なぜ、国語ができないのか?
息子、タンタンはなぜ国語の成績が伸びないのでしょうか?
特に、物語文が壊滅的です。
まず大事なことを本人にきいてみました。
お話の内容はわかるようです。
それは良かった。
しかし!
登場人物の気持ちの変化や、行動から気持ちをくみ取ることが出来ません。
それから、一番痛いのは、一般常識を知らな過ぎる、ということです。
例えば、季節と行事と食べ物の関係。
おばあちゃんがお彼岸でおはぎを用意してくれた、とか。
「お彼岸=おはぎ」それが脳内でつながっていない。
そこに家庭内の事情(おばあちゃんの味、優しさ)などが加わると、もうタンタンにはお手上げです。
事実は理解出来ても、そこにあるおばあちゃんの気持ちなんて響いて来ない訳ですよ。
これじゃあ、国語の成績アップは難しいですよね。
一般常識を知ろう
そこで、まずは常識を知ってもらいたいと考えた私。
何冊も本を読んでいる暇は無いので、何かいい方法がないかと模索しました。
そこで思いつきます。
「新聞はどうだろうか?」と。
わが家は新聞を取っていないので、実家に頼ることにしました。
実家は東京新聞です。
ペラペラめくると、子供向けコラムがあることに気がつきました!
その名も「親子で学ぶぅ」。
今世の中で起きているホットな話題を、簡潔にまとめてあるじゃありませんか。
中には、「もっと違う切り口があるだろう」というような内容の事もありますが、そこは今回の焦点ではないので目をつぶります。
取り組み方は?
取り組み方は、毎日1コラムずつ読む、という単純なものです。
実家にあった古新聞をすべて探して、「親子でまなぶぅ」だけを切り抜きました。
知識を得るためにも、コツコツ取り組みます。
ボーっと読んでも仕方がないので、読んだら必ず誰かに、内容を口頭で言わせます。
相手は私でもいいし、パパでもいい。
内容を言わせてみると、たまに内容を読み違えていることに気づきました。
たとえば、「○○党の誰誰が議員を辞めた」と言っていましたが、本当は離党しただけ、とかですね。
読解において、辞任と離党では大違いなので、もう一度読み直しをさせます。
本人は嫌がりますが、仕方ありません。
でも、新聞はタイムリーなネタが多いので、事件や自然災害、異常気象、天体観測系なども一緒に知識として入って来るのが良いところですね。
国語の成績アップ効果は?
これを続けて、2ヶ月たったころの成績は変わらずでした。
やはり国語は難敵。
すぐに効果は現れません。
でも、国語だけでなく、社会や理科にも良い影響があるはずなので、一石二鳥ならぬ、一石三鳥だと言い聞かせています。
そして5ヶ月後。
実は、みるみるうちに国語の成績が上がりました。
点数もびっくりするほど高くなりましたが、偏差値は30台のこともあったのが、60近くまで伸びました。
*もう1つ国語対策をしているので、それはこちらの記事を読んでみてください。
わが家が活用したのは東京新聞でしたが、読売新聞にはこども新聞があります。
中学受験 国語対策:一般常識を身につけよう:まとめ
今回は、一般常識を身につけるために行った、新聞の子ども向け記事を読む、ということを紹介しました。
どれもこれも、すぐには効果が出ず、ヤキモキしますが、国語は一度点数が取れるようになると、そうそう落ちたりしませんから、対策を講じるのは本当におすすめです。
国語が大の苦手な息子の成績がグーンと伸びたくらいですからね。
さあ、次はみなさんの番ですよ!