長男タンタンは自然妊娠でした。
しかし、その後数年経っても一向に2人目が宿ってくれませんでした。
不妊治療専門のクリニックでいくつもの検査を受け、先生が
「上の子は奇跡の子だね」
とおっしゃるくらい。
問題がたくさんあったのです。
先生曰く
「上の子が自然に出来た場合、2人目も出来るはずだと思ってしまう場合がある。」
はい。
まさにそれです。
自分が不妊症だなんて知らなかった。
……
ホントは心のどこかで認めたくなかっただけかもしれない。
私の場合、
- 卵管が詰まり気味
- 卵のモトはたくさんあるが周期的に育たない
- 育った卵を吸い上げる部位がチューリップの蕾のように閉じている
- 受精卵を異物として排除しようとしてしまう
という数々の原因。
パパも
- 精子の量が少ない
- 運動率が低い
と、問題あり。
初めから先生はタイミングなんて提案して来ず、人工授精からのスタートでした。
人工授精の流れは、
36時間前に排卵時間を調整する為の注射をし、時間通りにクリニックへ。
持参した精子を精製して、いざ人工授精。
実は女性は尿を膀胱内に溜めて行うので、ちょっと辛いです。(~_~;)
処置自体は痛くもないし、一瞬でした。
その後は普通に生活できますが、薬はたくさん出ました。
多分、人によって種類は違うのでしょうね。
私は膣座薬や内服薬でホルモンの調整と漢方薬で受精卵を攻撃する物質を抑えます。
結果、私は3回人工授精しました。
これでダメなら体外受精、と提案され、一応勉強会にも出席しました。
でも、もし3回目でダメなら少しお休みするか、2人目は諦めるか、そう思っていました。
臨んだ3回目。
人工授精の日、精製された精子のデータと、私の中で育った卵を見て先生は、
「価値ある1回だ」
と太鼓判。
これで最後。
その思いは届いたのです。
来たる判定日。
ついに陽性反応が出ました。
10年ぶりに私のお腹に赤ちゃんが来てくれたのです!
しかしその数日後、私の卵巣が悲鳴を上げ、救急搬送、大学病院で緊急手術。
卵巣嚢腫茎捻転
赤ちゃんは…どうなるかわからない。
最初のクリニックでも、大学病院でも言われました。
長くなってしまったので続きはまた後日。
*卵巣の手術についてはこちらからどうぞ
kynn731.hatenablog.com
↓長文失礼しました。
ポチっとしてもらえると励みになります。