ひだまり 〜10歳差兄妹と私の日々〜

10歳離れた、長男(中学受験)と医療の力を借りて出産した長女(乳アレルギー)との関わりを記します。

中学受験 5年 ピアノと勉強を天秤にかけてみる

わが家の息子は中学受験を目指し、日能研に通う5年生です。

息子はピアノも並行して習っています。

中学受験とピアノって無理なんじゃないか?

そんな風に思われますよね。

実際、かなり厳しい状況ですが、この記事では、練習量について紹介します。

習い事との両立に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

*中学受験とピアノについて、受験終了後に総括した記事はこちらです。

kynn731.hatenablog.com

目次

 

ピアノ伴奏「ビリーブ」について

 

さて、先日、息子タンタンは「ビリーブ」ピアノ伴奏の本番を迎えたわけですが。

中学受験 ピアノとの両立:考察編

↑こちらの記事を読んでみてくださいね。

結果としては、5年生だけで歌うバージョンは成功しました。

全校児童で歌うバージョンは、ミスタッチが目立ってしまって後悔が残ることになったと、本人が話していました。

原因は、練習不足というより、リハーサル不足です。

実は、リハーサルというか、ぶっつけ本番だったので、歌のペースと伴奏のペースが合わなかったみたいですね。

小学生なんて指揮者に合わせることをしないし、そもそも指揮者も小学生なので、大勢の声の方に合わせてしまいます。

多勢に無勢とはこの事ですね。

5年生だけで歌うバージョンは、前日も当日もリハーサル済みなのでペースもばっちり!だったし、ミスタッチもなし。

ということなので、全校児童とうまく合わなかったことは、まあ良しとします。

そして浮き彫りになったことがあります。

 

ピアノ伴奏「卒業式」に向けて

 

問題は、息子タンタンの学年は100人程ですが、伴奏出来る人がほとんどいないことです。

今回の伴奏者も、5年生から数人候補者がいましたが、弾けるようになったのはタンタンだけでした。

6年生には何人か上手な人がいますが、その6年生はあと数ヶ月で卒業。

まず、6年生を送る会の歌と、卒業式での在校生の歌は5年生が弾きますよね。

両方の曲を伴奏することは絶対に無理なので、私は「卒業式の歌に目標をしぼって、早めに練習したい、と音楽の先生に言うように。」と息子に伝えました。

もしかしたら、もうこの学年はオーディションしないんじゃないかな?

だって、オーディションをやってもタンタンが選ばれるから。

4年生のオーディションの時から、ピアノはタンタンが突出して弾けるように見えます。

タンタンが抜群に上手いというよりも、ピアノを弾ける人が少ない学年だと思います。

あと数ヶ月でタンタンも6年生になりますが、6年生になれば中学受験の受験学年。

ピアノとの兼ね合いが問題です。

 

今後はどうするか?

 

さあ、どうする?ピアノと勉強との両立。

中学受験はそんなに甘くないですよね。

それなのに、6年生が担当するであろうピアノ伴奏は意外に多い。

各行事での校歌や、入学式の歌、運動会の歌、もちろん卒業生の歌。

思いつくだけでもこれだけあります。

その他、学校行事によっては6年生から選ぶ、というものもあるらしいです。

タンタンはサラッとできるタイプではありません。

ピアノも勉強も。

何度も繰り返し、努力して今の結果が得られているんです。

この1〜2週間ピアノ三昧だったのに、塾での成績をそれほど落とさなかったのは、タンタンが何倍も努力したから。

これからもそのペースでやるのか?

いや。

それはつらい。

中学受験の勉強もどんどん難しい内容になるし、何よりもうすぐ受験学年です。

でも、タンタンは決意しています。

ピアノは辞めない。

と。

 

ピアノの練習量は?

 

塾の宿題も大量ですが、ピアノはペースを落としてでも続けていきます。

たとえ、1日15分程度しか練習出来なくても、です。

息子が決意したことですが、私にも「辞める」という選択肢はありません。

だって、その15分を切ってでも得られるものって何かありますか?

いいえ、私にはそんなもの思いつきません。

ピアノを続けていくことで得られるものと、辞めることで得られるものを天秤にかけてみましょう。

まずピアノで得られるもの。

・ピアノが弾ける、という自信を得られる。(特技)

・伴奏者になって、みんなを歌わせる心地よさが味わえる。

・息抜きになる。

・ピアノに逃げることができる。

そして辞めると得られるもの。

・少しでも漢字や、語句を覚えられる。

・伴奏者に選ばれることがなく、心配がなくなる。

こんなところでしょうか。


さらに、ピアノを続けていくことで失うものと、辞めることで失うものを天秤にかけてみます。

続けることで失うものは、

・1日15分程度の勉強時間。

辞めると失うもの。

・ピアノを弾く技術。

・クラスや学年からの期待。

・自分は弾けるんだ、という自信。

 

総合してみたら、タンタンの決断は間違ってない。

私にはそう思えて仕方ありません。

 

中学受験 ピアノと勉強:まとめ

 

中学受験は特殊です。

ピアノを辞めないなんて、甘いと言う人もいるかもしれない。

それは、今持っている偏差値以上の学校を目指しているのだから。

まずは勉強を優先するべきなのでしょう。

でも、どうにかピアノを弾くことを奪わずにやり遂げたいんです。

信じて頑張ろう、2019年、後悔のないように。

 

*受験期におけるピアノとの向き合い方は、こちらの記事を読んでみてください。

kynn731.hatenablog.com

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