ひだまり 〜10歳差兄妹と私の日々〜

10歳離れた、長男(中学受験)と医療の力を借りて出産した長女(乳アレルギー)との関わりを記します。

発達支援についての心無い言葉

低体重で生まれたピーちゃんもスクスクと育ち2歳になっております。

しかしピーちゃんは言葉がほとんど出ておらず、大人の指示の理解もイマイチ。絵本などは落ち着いて見ていられないし標準より発達が遅れていると思われます。

大学病院の先生には2歳半頃に発達や心理の検査をしてみましょう、と言われています。

そんな感じなので、住まいのある自治体の療養が受けられる施設について調べてみました。
しかしホームページからはどんな支援が受けられるのかとか、設備とか知りたい情報は得られませんでした。

デリケートな話題だし、あんまりホームページでも知らせることができないのでしょうかね。

そんな折、ある人の世間話が聴こえてきました。

「〇〇はなぁ、本来なら違うからなぁ」

〇〇とはその療養ができる支援施設のこと。さらにその人は続けます。

「本来、母親の仕事なんだから」

本来は母親の仕事

グサリ。

それはそうでしょう。
でも、療養が有効だってことは医師も認めていることでしょう?
実際にはまだ療養は受けてないし、よくわからないけどさ。

しかしそれを言ってはいけないでしょう。保育だって教育だって介護だって本来は家庭がやるべきことって片付けてしまうの?

かつてはそうだったのかもね。
でも今は保育も介護も療養も支援の手を借りていいじゃないか。

「本来、母親の仕事」
それを言った人が福祉を統括するような立場の人だったから、尚更私の心に響いてしまった、ということもあります。

「母親」に限ることはないし保育園も利用するけど、子育ては家庭でやるべき、それはわかる。支援には税金も使われていることでしょうし。

でも発達支援って家庭だけではわからないことも多い。個人差があるし個性もあるものを誰かに客観的に見てもらわないと、家庭内という閉鎖的なところでは促すことにも限界がある。

ピーちゃんに専門的な支援が必要かどうかはわからないけど、もし必要なら、良いと言われていることはやってあげたい。

そう思うのも母親の役目じゃないかなぁ?

なんか嫌な気持ちになっちゃったなぁ。


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