わが家の娘、ピーちゃんには離乳食の頃に発覚した乳アレルギーがあります。
この記事では、その解除のお話第2弾を記しています。
大学病院での経口負荷試験後、どんな解除を行ってきたのかは乳アレルギー完全除去から少しだけ解除:摂取を始めて症状は?を読んでみてください。
乳アレルギーで心配している方は、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
ポケモンパンを食べた!
乳アレルギーがあっても、少しずつ摂取していく方が良い、そう大学病院から言われ、経口負荷試験を経て少しだけ解除になった1歳児のピーちゃん。
乳成分の入った食品はどれもおいしいらしく、喜んで口にしてくれます。
ついに市販のパンを食べさせてみました。
満を持して。
いわゆるポケモンパンってやつです。
何を隠そう、私はポケモンが大好きで、中に入っているデコキャラシールを集めているほどです。
それはさておき。
実はピーちゃんが乳アレルギーになる前まで、スーパーのパン売り場にある大手パンメーカーのパンのほぼ全てに、乳成分が含まれてるなんて知りませんでした。
食パンとかですね。
今ではどれにでも乳成分が入ってる、って思っていますけど、あの時は衝撃的で、パン売り場のパン全ての商品をチェックしました。
それをついに、そう、ついに!
ピーちゃんに食べさせたのです!
初めての舌触りと食感に少々戸惑いながらも、さすがは子ども向けの商品です。
甘くて美味しい!
それがわかるとパクパク食べていました。
ポケモンパンは無理だったのか?症状は?
ポケモンパンを食べているときは何でもありませんでした。
むしろ、初めての美味しさにニコニコです。
しかし、症状らしきものが現れ始めました。
しばらく経ってから咳き込み始め、オエッとなりそうな勢い。
しかし吐くことはありません。
その日は保育参観の日でしたので、そのまま保育園へ連れて行きました。
一応、園の先生には「市販のパンを食べさせている」ことを伝えておきました。
私は一旦帰宅し、参観の時間を待ち、再び園へ。
その時、「少し前に痰のようなものを吐いた」と先生より報告がありました。
しかし痰の絡んだ咳だったので、「咳の勢いで痰が出た」と先生は捉えたようでした。
参観が始まってすぐにオエッとなりそうな咳き込みがあり、報告のあったものと同様と思われる痰が吐き出されました。
確かに、離乳食のころの、そう、アレルギー発覚時のような激しい嘔吐とは違っていて、これはアレルギー反応なのか、疑わしい。
なぜか、これはアレルギー反応ではないかも、そういうバイアスが働いてしまいました。
でも、参観終了後、自宅へ連れて帰っても、ずっと咳は続いていたし、何より不機嫌です。
さらに、食欲はあったけど、落ち着いて遊んでいられません。
今なら、明らかにアレルギー症状でしょ、と思わずにはいられませんよね。
症状が悪化
朝、ポケモンパンを食べてから調子を悪くしていたピーちゃん。
とうとう夜になって、吐きました。
それは激しいものでした。
髪の毛から洋服、そしてそこらじゅうを汚すほどの嘔吐。
我が家では「全吐き」と呼んでいるものです。
ずっと気持ち悪かったんだよね、ピーちゃん。
まだ市販のパンは早かったかな。
ごめんね。
しかしこれで吐いたからといって、スッキリしないのがアレルギーの可哀想なところ。
夜中も1回、痰のようなものを吐きました。
もう胃の中には何もないのにね。
夜はそれなりに眠れ、翌日は咳はほとんど出ませんでした。
あー良かった、落ち着いた。
と思っていましたが、前日に吐きたくても吐けなかった分が今度は下痢便となって現れて…。
お昼頃までピーちゃんのウンチがピーピーに…。
可哀想なことしちゃったなぁ。
本当にごめん。
摂取して良い量
乳の負荷試験を行った結果、ピーちゃんが飲めたのは30mlです。
自宅で摂取して良いのは、その10分の1。
つまり「1日3ml程度の牛乳を週2日程度」
これがピーちゃんの乳成分解除です。
本当に反省しました。
牛乳そのものをあげたわけじゃないし、もうパンくらいならあげてもいいって思ってしまったことを。
タンパク質の量の計算もせずに。
おやつや、その他の調味料などで摂取する機会が増えれば、感作される状態が続いていることになりますよね。
やはり摂取するにしても、ちゃんと量を守る、連続で与えない、とか考えなければなりません。
乳アレルギー解除 その2:まとめ
体を慣れさせた方がいい。
その言葉に焦ってしまった私は、すごく反省しました。
実際のところ、吐いたり下痢が続けば苦しいのは娘のピーちゃんだし、そこまでして慣れさせる必要があるのかもわかりません。
実は、パンの1件があってから、再び乳成分は完全除去しています。
今度与えるのはいつがいいのか。
ピーちゃんの体調が良いこと、父や母が不在でないこと、病院がやっていることを条件にするつもりです。
でも、なかなかピタリと合うことが難しいのが悩みです。
本当にアレルギーに悩みは尽きませんよね。
もし、同じように悩んでいる人がいましたら、一緒に乗り越えられるよう、頑張りましょうね。
*乳アレルギーでも食べられる食品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。