ひだまり 〜10歳差兄妹と私の日々〜

10歳離れた、長男(中学受験)と医療の力を借りて出産した長女(乳アレルギー)との関わりを記します。

1歳5ヶ月 乳アレルギー完全除去から少しだけ解除:摂取を始めて症状は?

わが家の娘、ピーちゃんには食物アレルギーがあります。
アレルゲンは乳。

牛乳はもちろん、チーズ、ヨーグルト、生クリームなど乳製品全般がダメです。

2ヶ月前に大学病院に入院し、経口摂取負荷試験をして、摂取できる量を決められました。

この記事では、その後の様子を伝えます。

ぜひアレルギー持ちの方は参考にしてみてくださいね。

 

負荷試験の様子を詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。

乳アレルギー負荷試験 入院1日目

乳アレルギー負荷試験 検査当日:入院2日目

乳アレルギー負荷試験 退院へ:入院3日目

 

摂取してもよい量はどれくらい?

 

娘、ピーちゃんの自宅で乳成分を摂取して良い量は3mlです。

たった3ml。

大学病院の経口負荷試験で実際に飲めた量は、30mlでしたから、10分の1です。

それには理由があって、1つは、自宅には医療の環境が整っていないこと。

もう1つは、体調によって飲める量が増減するからです。

たった3mlをどのように摂取するのか、それが課題でもありました。

 

あると便利なもの

 

自宅で乳成分を摂取するにあたって、あると便利なものがあります。

・電卓

・小さいカップ

・シリンジ

電卓はタンパク質の量を計算します。

たとえば、ヨーグルト1カップに入っているタンパク質の量から、ピーちゃんの口にしても良い3mlはどれくらいなのか、とか。

小さいカップはそれを入れます。

小さい子が、必要以上に食べてしまうことを防げますよ。

そして、シリンジ。

これは、牛乳を飲む場合に有効です。

3mlって量りづらいですよね。

その点、シリンジは便利ですよ。

 

実際に 摂取した結果:アレルギー反応は?

口にする量は?

 

そしてピーちゃんは、恐る恐る乳成分の含まれる食品を口にしています。

例えばハムとか市販の蒸しパンとかですね。

初めは1週間に1回、ひと口から3口くらい。
まるで離乳食みたいですね。

小さいカップは、お子さまの好みのものを用意してあげると、テンションが上がりますよ。

牛乳をあげる時は、シリンジで取っています。

本当に便利です。

 

調子に乗って乳を摂りすぎた?

 

反省点もあります。

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夕食に乳を含む食品をあげたのに、翌日の朝ご飯にも何かあげたり、おやつにもあげたりと、連続であげてしまいました。

すると…。

出てしまいました…。

アレルギー症状。

乳入りをあげたのは保育園から帰ってきておやつに市販のベビーカステラを1つ。

夕食にポテトサラダ。

ポテサラにはハムを入れていました。

あと、親の焼うどん。

焼きうどんはつまみ食い程度ですが、市販の素を使ってたので、乳が入っていた可能性があります。

翌日の朝は、キッチンの方でこっそり母が食べていた蒸しパンを欲しがり、3口ほど。

書き出してみると、多いですね。

どんな症状?

 

ピーちゃんはじんましんなどの皮膚症状は出ません。

呼吸器症状と消化器症状です。

その時は咳でした。

やたら咳き込んでは落ち着き、また咳き込む。

カゼと区別がつかないので病院へは行きませんでした。

しかし、その数時間後には下痢便に。

下痢便は2回ほど出ましたが、全身症状は良く、機嫌もいいし、乳成分をあげすぎたなって反省した程度で済みました。

本当は危ないので、もっと慎重にならないといけませんね。

 

それからは、体調管理をして、1週間くらいたったころ、また乳の摂取を開始しました。

実は、この時も症状が出ています。

その時の方がひどくて嘔吐もあったので、乳アレルギー解除、その2で詳しく伝えますね。

 

アレルギー負荷試験その後:まとめ

 

ピーちゃんのアレルギー症状はこんな感じです。

子どもの嘔吐や下痢は胃腸炎とかもあるし、区別がつきにくくて困ります。

たまたま体調が悪かっただけなのか、アレルギー症状なのか。

乳を与えたことは事実だけど、その症状がアレルギー反応によるものなのか、証拠はありませんからね。

なかなか解除が進まないことに不安を感じる方も多いかと思います。

実際、私も不安でした。

アレルギー反応にしろ体調不良にしろ、何かの症状が出てるってことは続けては与えられません。

乳が含まれているとはいえ、ハムなどの調味料レベルで反応があっては普通の食品なんて、一体いつあげられるようになるのか。

負荷試験の時はどんどん飲めて反応もなかったのに。

与え始めたから、体が反応し始めて、少量でも症状が出るようになってしまったのでは?

などなど考えると、進められない。

だって体がつらいのはピーちゃん本人なのだから。

もういっそのこと解除しない方が良かったのでは、とさえ思い始めてます。

まぁそれは、乳アレルギー解除、その2を記録として残していますので、参考にしてみてくださいね。

 

*乳アレルギーの人でも食べられる食品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

kynn731.hatenablog.com

*セブンイレブンのアレルギー対応クリスマスケーキについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

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