1年前の今日。
2月1日。
親である私はドキドキしていました。
午前は本命校、午後も受けました。
受験校の正門前に並んだ、塾の先生の応援。
タンタンは日能研だったので、どこの学校へ行っても必ず応援があり、握手していました。
わたしは試験が始まれば、何もできません。
「終了5分前だな」
「諦めるな、閃け!」
などと、祈ることしかできなかったあの時間。
あの緊張感を忘れることはないでしょう。
あれからもう1年か。
本命校は残念な結果に終わり、滑り止め校へ通っていますが、本人は楽しそうです。
うざいクラスメイトもいるし、贔屓ばかりの先生もいる。
でも気の許せる友だちが何人もいて、今日2月1日からの入試休みを満喫しています。
新型コロナウイルスが心配されますが、元気余りある中学生男子を止めることはできません。
今日も日本の首都で映画を観たり、おそらくマック辺りで食事をして、スマホをいじってブラブラしていることでしょう。
息子タンタンは、2月5日まで戦いました。
この、たった数日の為に、幼い小学生が何年も前から塾に通い、観たいテレビもゲームも我慢して、放課後友達と遊ぶことも制限してきたのです。
全力を出し切って欲しい。
親が願うのはそれに尽きると思います。
ミスばかりだったタンタンも当日は研ぎ澄まされました。
それでも1番行きたかった学校へは行けなかったわけですが。
大丈夫。
1年後は楽しい楽しい受験休み。
学校からの課題は早々に終わらせ、タンタンは楽しんでいますよ。
学校は部活もできませんから、仲良し部活仲間とは連絡を取り合い、学校以外の場所で活動する模様。
2月は休みがいっぱいで嬉しいなぁ、なんて浮かれています。
頑張れ中学受験生。
と、その親御さん。
今日で決まればそれで良し。
5日まで戦うというのは、親も辛いのですが、それも1年後には思い出に変わります。
タンタンみたいな人ばかりではないか、とも思いますが、いっぱいいると思いますよ、そういう人。
現にタンタンのお友だちはみんなそうですよ。
第一志望校は残念だったけど、今はるんるんで休みを満喫!って。
1年後は多分、こんな感じですよ。
だから大丈夫。
失敗しても心配ない。
どーんと構えて、全力を出し切りましょう!