6年 9月 ピアノ伴奏
タンタンは日能研に通い、4ヶ月後には中学受験を控えている6年生男子です。
タンタンはピアノ男子でもあります。
この辺りでは周辺の小学校が集まり、音楽会というものをそこそこの大きさのホールで毎年行います。
その音楽会には6年生のみ、それもどの学校も1クラスしか出られません。
小規模な学校はそもそも1クラスしかないので、6年生になれば自動的に出場が決まりますが、タンタンの通う小学校のように複数クラスあると、まず校内選考を突破しなければなりません。
つまり各クラスが戦うわけで、どのクラスにも伴奏者が必要です。
タンタンは1組ですが、2組はAさんしか弾ける人がいない、とか、3組はBさんとCさんで争っている、などなど噂は聴こえてきます。
肝心の1組というと、伴奏を担えそうな人はタンタン以外にも1人います。
が、
「ピアノといえばタンタン」
というイメージはかなり強く。
特に立候補せずいたのに、
クラスのみんなから推薦されてしまった、
と本人は言っていました。
「どうしよう」などとつぶやいていましたが、いや、確かに受験勉強もかなりの圧だし、どうしようと思うのも本心でしょう。
しかし!
見えますよ。
心が。
内心ニヤニヤしちゃってるのも本当でしょう。
そりゃ、みんなに認められて、女子を差し置いて推薦されちゃぁ嬉しいよね〜。
もちろん、量は減らしても日頃からピアノの練習は欠かさずやっているし、引き受けたからには母は協力します。
すぐさまピアノの先生に連絡して追加レッスンをお願いしました。
勉強?
大事ですよ。
幼い子どもが何年も、来たる日のために色々なことを我慢してやって来てるんだもの。
絶対にいい結果で終わってもらいたいと思う。
だから最低限のことは手を抜かない。
でも
前にも書いたけど
勉強だけでは得られないものを、ちゃんと子どもの内にも経験したり感じたりしてもらいたい。
クラス中がタンタンに任せたい、と言っているのに空気を読まず「引き受けない」などと言うような子になってなくてホントに良かった。
校内選考会で選ばれてみんなで喜ぶのもいい、逆に音楽会に出られずみんなで泣くのもいい。
大変なのはわかってる。
今日、駅で同じ塾に通う子のお母さんと話したけど、その子は全ての習い事を辞めたらしい。
みんなが本気。
しかし
不安になってる暇はなし。
やろう!
やるしかない!
受験勉強とピアノ。
6年のこの時期にあり得ない、とお思いの方!
タンタンはやりますよ!
1月2月、
絶対にいい報告をしてみせます!
↑今日は強い気持ちで応援よろしくお願いします!