お子さまに発達に遅れが見られたり、ほかの子と「少し様子が違うかも?」と感じたり。
子育てをしていると不安は尽きませんよね。
この記事では、わが家の娘が実際に受けた発達検査についてつづりたいと思います。
少しでも不安が解消されますように、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
ピーちゃんとは?
わが家の娘、ピーちゃんは幼稚園の年長になりました。
小さく生まれてしまい、NICUも経験しましたが、随分成長し、もうすぐピカピカの1年生です。
ピーちゃんはというと落ち着きがなく、指示が1度で聞き取れません。
聞き間違い、言い間違いも多くあります。
道具(なわとびやボールなど)を使うことも苦手。
小学校へ上がるにあたって心配なことも多いので、通っている大学病院で発達検査をしました。
過去には1回目の発達検査もしていますので、読んでみてください。
発達検査とは?
ピーちゃんが行った発達検査は新版K式乳幼児発達検査2001というものです。
いわゆる就学前乳幼児発達検査ってやつですね。
手ぶらで病院に行って大丈夫。
検査時間は1時間半くらいかかります。
当日のスケジュール
当日は検温等の体調チェックとトイレを済ませて待合室で待ちます。
臨床心理士のお姉さんが迎えに来てくれて検査室へ。
ピーちゃんは親と離れて1人で行くことに不安はないようでニコニコしながら行きました。
中には、泣きながらいやいやの子もいるらしくて、その点では成長したな、と感じる一方で寂しくもあります。
まったく親って勝手な生きものだなと、自分のことながら感じます…。
あとは親の私は待つばかり。
暇なので、大学病院のカフェで時間をつぶして過ごしました。
優雅にコーヒーを飲んでいるように見えて、内心は「ちゃんとお姉さんの話を聞いているか」「落ち着いて取り組めているのか」気になって仕方がありませんでした。
検査を終えて
検査終了後は、ニコニコしながら「楽しかった!」と元気に検査室から出てきました。
詳しくは言えませんが、ピーちゃんから見たら「お姉さんと一緒に遊んだ」という感覚のようです。
後日、改めて病院を受診し、主治医から発達検査の結果を聞きます。
検査結果は?
ピーちゃんの発達検査の結果は「普通学級相当」とのことでした。
ひとまず安心ではありますが、不安材料は変わらずあります。
検査結果をもとに、臨床心理士の方と主治医の先生のお話をまとめると、
総合所見
・発達指数を見れば年齢相当
・認知面、言語面の領域内の項目間のバラつきが大きい
・実年齢以上の課題ができる一方で3歳の課題で躓きあり。
得意なこと
・見本と同じ模様を作る
・見本がなくても再生可
・耳からの記憶、文章の理解力はある
苦手なこと
・注意持続の必要なことが苦手
・目と手の協応動作が必要なことが苦手
・衝動性のコントロールが弱い
・数の操作が苦手
・落ち着きがない
まだまだ課題はあるけれど、まずは1時間越えの検査を1人で行えたことを褒めてあげたいですね。
それも、楽しかった、と言って出てきました。
お礼も言えたし。
良かった良かった、確実に成長しています。
あと、予想よりもポイントが高かったことは本当に安心材料です。
就学相談では普通級で相談する。
ガッツリ支援が必要ってわけではないので、どんな支援が必要なのか、小学校の先生と入学前に相談できたらいいな、と思います。
発達検査:まとめ
いかがでしたでしょうか。
発達検査に関わる心理士さんは、とても慣れていて、何も心配はいりません。
今の娘にできること、ありのままを受け止めて、課題を見出して支援していければいいかな、と思います。
さぁ、ランドセルも届いたしピーちゃんの気分はもう小学生のお姉さん。
10歳年上の兄タンタンと同じ天使の羽、もちろんモデルロイヤルです。
苦手なこともあるけれど、小学校入学は楽しみなものです。
ぜひ、皆さまもお子さまの課題を見つけるためにも、恐れず発達検査を受けて、相談できる人には相談して、入学式に臨みませんか?
1回目の発達検査の後の様子を詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。